会長就任のご挨拶
日本赤十字社臨床検査技師会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 また、当会の活動に対して日頃よりご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
この度日本赤十字社臨床検査技師会の役員改選に伴い、会長を拝命いたしました武蔵野赤十字病院の山口佳美でございます。 新役員を代表してご挨拶申し上げます。
当会は全国赤十字病院91施設、本年総会での会員数は約2200 名となりました。 他団体ではあまり例を見ない全国規模の交流の場がここには存在します。 当会の活動を簡単に紹介します。 春には学術部が中心となり講演テーマを決めた業務研修会が本社研修室を会場として開催されます。 総会では全国の施設から表彰者選出に組織部が活躍します。 秋には各施設にご協力をいただき業務アンケートを実施します。 会誌「日赤検査」は編集部情熱の刊行であり、ホームページは事務局監修の広報ツールです。 そして2年に1度の「日赤検査学術大会」は、各地区を順番に開催地として若手の登竜門的な意味合いもある盛大なイベントとなっております。 地区活動は、全国7ブロックに分かれて当番病院の特色を生かした企画で、研修会や情報交換の促進が図られています。 今後は次の世代を考えた人材育成や地域のニューリーダーとしての修養、臨床検査技師能力開発等の企画も嘗試のうちです。
このような状況下ではありますが、躍然たる活動を進められた池田紀男前会長の功績を引継ぎ、理事・役員が一丸となって皆様のお役に立てるよう技師会の発展に貢献できればと思っております。
今後とも会員皆様の積極的なご参加とご協力を賜りますようお願いいたしましてご挨拶とさせていただきます。
会員の皆様の益々のご健勝、ご発展を祈念するとともに、今後も今までと同様、ご支援とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
令和3年10月吉日
日本赤十字社臨床検査技師会
会長 山口 佳美
会長退任のご挨拶
この度、任期満了に伴い、8月30日をもちまして会長職を退任いたしました。 2011年より5期10年間を役員として、赤臨技活動に従事させていただきましたことを心より御礼申し上げます。 また、在任中は会務遂行にあたり、会員の皆様のご理解とご協力をいただき感謝いたします。
最近の1年半は新型コロナウイルスに翻弄され、行事を延期や中止にせざるを得ない歯がゆい期間となりました。 しかし、困難な中でも皆様のご協力のお蔭で、雑誌日赤検査の発刊や書面による総会を開催することができました。 また、マイナス面ばかりではなく、オンライン会議やホームページの充実など、新たな道を切り開くきっかけとなりました。
会長就任時のご挨拶の際、「日赤グループという仲間意識を大切にし(👆ユー日赤!👇ミー日赤! )、会員相互の情報共有と交流を深める場として赤臨技は存在する」と申し上げました。 その思いは揺らぐことなく引き継がれて行くものと確信しております。
今後は武蔵野赤十字病院の山口技師長が会長として、赤臨技活動を牽引して参ります。
会員の皆様の益々のご健勝、ご発展を祈念するとともに、今後も今までと同様、ご支援とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。 2021年9月吉日
日本赤十字社臨床検査技師会
前会長 池 田 紀 男